診療内容
インプラント
インプラントとは?
インプラントは歯の代わりとなるように歯がないところに人工の歯根(チタンという金属)を埋め、その上に人工の歯をつける治療です。
1952年にスウェーデンのブローネマルク博士がオッセオインテグレーション(骨結合)を発見し、チタンが骨組織と特殊な方法で結合する過程が明らかにされ、これが現在のインプラントの基本になっております。
インプラントは自由診療の為、健康保険(国民健康保険や社会保険)は使うことができません。
【インプラントの利点】
- ・自分の歯と同じように良く噛める
- ・見た目が自然
- ・違和感が少ない
- ・発音に支障をきたすことが少ない
- ・通常の入れ歯のようなズレや、入れ歯の下に食べ物が入ったときなどの痛みがない
- ・他の歯を削ることなく治療できる
インプラントの治療費
インプラント治療の価格にばらつきがあります。
これは、
①地域差
②その先生の経験度
③使用インプラント
④その先生のインプラントに対する考え
が価格に反映されるからだと考えられます。
全国的な統計として平均的なインプラントの治療費は1本25万~45万円といわれています。
インプラントの問い合わせはお気軽にどうぞ。
審美歯科
審美とは?
歯や歯ぐきを美しく、健康的に整える為の治療です。虫歯や歯周病などの治療に加え、<美>を追求した治療法なのです。
歯科技術の進歩により、誰でも、美しい歯、そして素晴らしい笑顔を手に入れることができます。
審美歯科の具体的内容は、歯列矯正、ホワイトニング、オールセラミック、セルコン、その他特殊材質による人工歯などがあります。
審美の治療費
審美の料金は医院によって違いはありますが、セラミッククラウンという治療法は、一本10~15万円程度です。セラミックインレーなどの治療法は一本3万円~となっています。これはあくまでも一般的な場合で、症状、歯の状態、かぶせる物、詰める物、はる物(ラミネートベニア)によって違います。
審美の料金は少し高いと感じると思いますが、クレジットカードや医療費控除を上手に利用する事が可能です。 また、オフィスホワイトニングでは2万円代~、ホームホワイトニングも2万円代~となっております。
歯科東洋医学
歯科東洋医学とは?
<歯科口腔領域における東洋医学の導入>
歯科医療は口腔顎顔面領域に関わる様々な疾患を扱うわけですが、一般日常臨床では精巧な器械や器具を使用する小外科が主体となります。しかし、複雑多様化していく疾病に対応するためには、限定された外科的手法や一部の内科的手法にとどまらず、他の医療手法も駆使してもっと治療方法の拡大を図る必要があります。そのためには歯科医療全体を眺める眼が必要となるわけで、その基盤となるものは東洋医学の考え方ではないかと思います。
東洋医学を歯科口腔領域に導入する際に必要となってくるのは、総合的で融通性のあるしなやかな視点です。身体環境における口腔の役割、西洋医学と東洋医学との関係、肉体と精神との不可分性に対する視点がその代表的なものと言えます。その背景となるのは、東洋医学の整体観念(人体そのものの生理・病理・治療の有機的整体性、人と自然との統一性)と独特の診断概念にあります(四診法による診断と「証」「症」「病」の区別など)。
歯科と漢方
歯科口腔領域に東洋医学(伝統医学)を応用する場合に考慮すべきものとして、近代歯科医学の考え方 (西洋医学)と伝統的口腔観(東洋医学)の違い、「統一整体観」における口腔(部分)と全身(全体)との関係、そして口腔構造(粒子性)と口腔機能(波動性)の比較という三つの対比ポイントをあげることができます。断片化あるいは孤立した“歯科” “歯学”というとらえ方を超えて、口腔はあくまで全身(全体)と有機的に相互関連する“ある動的領域”とする「口腔コスモロジー Oral Cosmology」(筆者造語)観が必要だと思います。
東洋医学には「口腔外科」主体の歯科医療から「口腔内科」を積極的に活用できる示唆に富んだ内容が多くあります。口腔外科と口腔内科は歯科医療システムの中で車の両輪と言って良く、歯科東洋医学の役割は大変重要だと確信するものです。
『漢方と最新治療』世論情報社 第15巻第4号(通巻第59号)2006年11月15日号
「歯科と漢方」特集に当たってオカムラ歯科医院 岡村興一の掲載論文より抜粋改変
歯科人間ドック
歯科人間ドックとは?
審美の料金は医院によって違いはありますが、セラミッククラウンという治療法は、一本10~15万円程度です。セラミックインレーなどの治療法は一本3万円~となっています。これはあくまでも一般的な場合で、症状、歯の状態、かぶせる物、詰める物、はる物(ラミネートベニア)によって違います。
審美の料金は少し高いと感じると思いますが、クレジットカードや医療費控除を上手に利用する事が可能です。 また、オフィスホワイトニングでは2万円代~、ホームホワイトニングも2万円代~となっております。
ゲノム(遺伝子)検診を受けるには
予防医療をサポートするゲノム検診は、ゲノム ドクターズ クラブ 登録認証の医療機関(医院・歯科医院)での受検をお勧めします。
体質検査は、親から受け継ぐ遺伝による体質判断の検査であり、一生変わることはありません。ですので、1部位につき一生に一回受ければ良い検査です。自分の体質を正しく理解して、自分の体質に応じた病気の予知・予防に取り組むことが可能です。
検査の流れ
検査を受けたいと思ったら
まず、ゲノム ドクターにご相談ください。検査項目(対象疾患)も複数種類用意されていますので、家族歴やご自身の状況等を参考に、検査を受ける項目をゲノム ドクター と相談しながら決めてください。
※ 検査項目は自由に選択することができます。
検査の説明
検査項目は一般的な生活習慣病ですが、検査内容は遺伝子解析という特殊な検査となります。
また、病気の診断のための検査ではありませんので、体質の評価の結果に関わらず、生活習慣によって、将来発症するかどうかという結果は大きくかわります。
※ 検査の説明を受けて頂いた上で、検査への同意書にご署名を頂きます。
検査検体の採取
検査検体として、唾液、頬粘膜(頬の内側の粘膜)を採取します。
複数の項目を検査する場合も、一回の採取で実施できます。
遺伝子解析の実施
解析センターで厳格な管理の下、遺伝子の解析が実施されます。
検体や検査結果が誰のものであるかは検査を担当する医師(医療機関)にしか分かりません。
検査結果の説明
遺伝子検査の結果について、ゲノム ドクターより説明を受けてください。対象としている疾患は生活習慣の改善や治療でリスクを下げることができ、検査により兆候などの身体状況を把握する事が可能なものです。ゲノム ドクターと相談し、体質に応じた健康のための取り組みを行ってください。
小児歯科
小児歯科とは?
小児歯科は、小さな子供たちの歯や口の健康を専門的に診療する分野であり、乳歯から永久歯への変わり目の時期にある子供たちの口腔健康を維持することを目的としています。主な治療内容としては、むし歯予防、歯の詰め物や被せ物、矯正治療、歯の抜歯や歯周病の治療などがあります。また、子供たちに対する治療は、親子での協力が必要となるため、歯科医師は親にも適切なアドバイスを行うことが求められます。
小児歯科の治療費
小児歯科の治療費は、治療内容や歯の状態によって異なります。一般的には虫歯の治療にかかる費用は、詰め物が1本3,000円から、虫歯の進行状況により、抜歯や治療方法によって5,000円以上かかることがあります。また、予防のためのフッ素塗布などもあります。治療費については、事前に医師に相談し、費用や支払い方法について説明を受けることをおすすめします。
顎咬合科
顎咬合科とは?
奥歯を1本失うだけで、噛む力は20%も低下するといわれています。また、話したり笑ったりすることも、歯の大切な役割です。歯は言葉の発音とも深い関係があるのです。むし歯などで歯を失うと、さ行やザ行がうまく発音できない場合があります。
元気な顔や苦々しい笑顔も、実はよく噛むことでつくられています。噛むことで口のまわりの筋肉が鍛えられ、豊かな表情をつくってくれるのです。
そして、スポーツなどで歯をくいしばる場合も、丈夫な歯が必要です。むし歯があると、しっかり食いしばることができず、運動能力にも大きく影響します。いかがですか。食べること、笑うこと、話すこと、食いしばること。さまざまな歯のチカラは、わたしたちの生活を実に豊かにしてくれていることが分かりますね。
歯のチカラを育てるために、むし歯に負けない強い歯を。
「歯のチカラ」を育てるために、わたしたちができること。それはむし歯に負けない強い歯をつくることです。そして、歯を支える健康な歯ぐきを保つことです。そのためには、毎日のハミガキが欠かせません。
より確かなセルフケアとして、最近ではデンタルリンスやデンタルフロス、歯間ブラシを併用する人が増えています。こうしたオーラルケア用品は、お口の状態に合わせて選ぶことが大切です。
お口の状態は、歯科医院で診てもらいましょう。そしてオーラルケア用品の正しい使い方を教わると同時に、プラーク除去のためのブラッシング指導を受けることをおすすめします。そのためにも、年に2~3回は歯科医院で定期的に検診を受けましょう。
食べること。話すこと。笑うこと。食いしばること。歯は、生活のさまざまなシーンで役立っています。そんな「歯のチカラ」を育てるためにも、むし歯に負けない強い歯をつくりましょう。
金属アレルギー
金属アレルギーは?
最近、医科の専門分野(内科・小児科・皮膚科・耳鼻科など)においてアレルギー疾患が増えています。特に飲食物・金属・化学物質・花粉などによるものが増えています。
歯科領域においても注意しなければならないアレルギー疾患があります。それが、金属製修復物(入れ歯・詰め物など)や矯正装置などによる金属アレルギーです。
口腔内に使用する金属材料が,身体に合わなくなり口腔内あるいは口腔内以外(おもに皮膚)に症状が発現する疾患があります。
口腔内疾患 - 舌炎、口内炎、口唇炎、肉牙腫性口唇炎、扁平苔癬、接触性粘膜炎(図1)など。
皮膚疾患 – 全身性接触皮膚炎、掌蹠膿疱症(図2)、異汗性湿疹など。
メタルフリー治療
○皮膚貼布試験(パッチテスト)
金属アレルギーの検査に皮膚貼付試験(パッチテスト)があります。テープ(図2)の布の部分に抗原(アレルゲン)を塗布し皮膚にはります。
(図3)そして、テープをはがした布の部分の皮膚の変化をみる検査です。体に合わない金属の溶液・糊剤を張った皮膚が発赤すれば(図4)、その金属が体にあわないことが判断できる検査です。
○金属試料採取および金属成分分析
口の中の金属を一部採取して、金属分析を行います。分析は東京歯科大学にあるX線マイクロアナライザー(下図:EPMA)で行います。そのため、分析結果報告に日数がかかります。もし,あわない金属が口の中にある時は,その金属を除去します。
その後,症状の変化を注意深く観察し、体にあう材料を探し歯科治療を行います。
○リンパ球刺激試験( lymphocyte stimulation test : LST )
パッチテストにおいて一次刺激性反応、または明らかな陽性反応でない検査結果の試薬において、薬剤アレルギーの血液検査であるリンパ球刺激試験を応用しています。
(但し、金属の種類により施行できないものがあります。)
提携病院である東京歯科大学市川総合病院歯科・口腔外科で行います。